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「ふあぁぁぁぁぁ……」
幼い少女の嬌声が、暗い室内に響いた。その後ろでは、別な二人の少女がニコニコ笑いながら佇んでいる。
中空に浮かんだ少女を絡め取っていて、愛撫を加えている生き物は、この世のものではない。
「な、なにこれぇぇぇぇ……!」
「ね、気持ちいいでしょ?」
透明な粘液が、上気した柔肌の上に塗りたくられている。
平らな胸の先端でくにゅくにゅと突起を捏ねくり回され、小さくもその存在を主張している。
「イっちゃ……イっちゃぅぅぅぅぅぅっ!」
頭のてっぺんに昇りつめてくる、甘い疼き。
下腹部にジンジンと溜まったそれは、秘部で痛いほどに膨らんだ敏感な淫核を吸いつかれて頂点に達した。
「そんなとこっ……お豆くりくりしちゃやらぁぁぁぁぁ……ひゃうぅんっ!」
頭の中でスパークが散った。身体がいうことを聞かなくなり、ビクビクと三つの肉豆が痙攣する。
高みからようやく降りてきた頃、キャロの声がはっきりと聞こえた。
「次は本番だね♪」

***

「……ママの、バカぁーっ!」
前略、ヴィヴィオです。ママとケンカしちゃいました。
冷静になってみればどうでもいいことなんでしょうけど、ママが謝ってくれるまではプチ家出です。
ひとまずキャロとルールーのところにでも行こうかなと思ったのですが、
あの時方向転換してスバルさんの家にでも泊めてもらってたら、今頃はまた別な人生だったのかな、と思い返したりもします――

高町ヴィヴィオがミッドチルダを飛び出してルーテシアの家に身を寄せたのは、
外にいるだけでダラダラ汗が流れてくる時分のことだった。
アルピーノ親子は快く迎え入れてくれ、「後でちゃんと仲直りしなさいね」と言われるだけに留まった。
席を外している間、実家に電話されていたことは知っていたけれど。
それから二日と経たずに、キャロがやってきた。
エリオは報告書を提出して更に会議が重なっているとかで、到着は大分遅れるという。
その日は普通に遊んだり勉強したりだったが、やがて夜になり、皆が寝静まった頃、異変は起きた。
「むにゃ……おしっこ……」
トイレに立とうとしたヴィヴィオだったが、どうにも様子がおかしい。
ベッドに誰もいないのだ。抜け出したにしても、二人とも連れ立ってトイレに行くような歳でもない。
シーツに触れてみると、それは既に冷たかった。かなり前から、キャロもルーテシアもいない。
三人が一緒に寝ているコテージ。その跳ね戸が開いていたことに気付いたのは、辺りを歩き回ってすぐのことだった。
中からは声も音も聞こえてこなかったが、何かがあるのは明白だ。
一段ずつ、闇に続く階段を下りていく。人ではない何かの気配が、地下へ近づくほどに大きくなっていく。
「あれ、ヴィヴィオ。どうしたの、こんな時間に」
そして果たして、少女を待ち受けていたのはキャロとルーテシアだった。
薄く笑いを浮かべて迎え入れてくれたが、そこには何か息が詰まり苦しいほどのむせる匂いが漂っていた。
「あれ、来ちゃったんだ。私達の秘密のアソビ、見つかっちゃったね──でも、結界は張ったはずなのに。
ヴィヴィオ、何もしなくても破ってこれるなんて、凄い」
ぐちゅぐちゅと、粘ついた液体が擦り合わされる音が、否が応でも耳に入ってくる。
二人の股の間で蠢いているうねうねした細い腕は、のっぺりとしたものからヴィヴィオの手首くらいのもの、
沢山のイボがついたものまで多種多様にあった。
「イ、くっ……!」
ビクリと震えて、二人とも甲高い嬌声を上げた。途端にくたりと気力を抜いたキャロとルーテシア。何かが終ったらしい。
「うっ」
ヴィヴィオの下半身に疼きが生まれた。痒くて、掻きたくて、頭がクラクラしてくる。
匂いはいつの間にかどんどん濃くなっていて、えっちな気分が少しずつ高まってきた。
「ヴィヴィオもやってみる?」
薄笑いを浮かべたキャロが起き上がって、ヴィヴィオの元へとやってきた。
全身が白濁に染まり、普段は色白の肌が紅潮している。
「『初めて』じゃないんでしょ? もう、アインハルトと──」
「そ、それはそうだけど……」
「じゃ、いいよね?」
乱れた姿で喘いでいる声を聞いているうちに、むずむずと下着の奥が切なくなってきた。
ヴィヴィオは顔を紅くしてコクリと頷くと、ワンピースの裾を上げて、かの生き物に近づいていった。

この生き物は、触手と呼ぶらしい。優しくも淫らしい動きでショーツを横にずらされる。
透明な粘液にまみれた腕が、敏感な肌に触れてきて、ヴィヴィオは小さな声を漏らした。
「んっ……」
初めて触れる触手の肌触りは、結構柔らかい。ぐにゅぐにゅしていて、軟体動物みたいだ。
無毛の秘裂を、触手の先端が撫でていった。
生温かい感触に嫌悪感はないものの、人の手とはまったく違う不思議な表面の滑らかさが不思議だった。
「ふぇ……? 身体が熱い?」
風呂に入った時のようなぽかぽかした温かさが、ヴィヴィオの太ももに走った。
やがて全身に飛び火した熱は頭まで火照らせて、意識を少しずつ蕩かしていく。
「あぅっ、なに、これぇ……気持ちいいよぉ……」
「あははっ、ヴィヴィオもやっぱり感じるんだね。わたしが初めてやった時は起き上がれなかったよ」
キャロが笑いながらヴィヴィオの後ろに回り、胸に手を触れられる。
まだブラジャーはしてなくて、服の上からコリコリと乳首を摘まれると、あられもない声が漏れた。
触手は細かい繊毛が無数に生えていた。
それらの一本一本が自在に動くようで、湿った淫裂をなぞっていた触手は、
愛液の染み出してきた蜜壷を軽く撫でられ、入り口に軽く当てられた。
「ひぅっ!」
しかし、そこで挿入は行われなかった。何本もの触手が蠢く中、別な一本が秘裂に近づいた。
くちゅくちゅ音を立てて粘液を秘部のあちこちに塗りたくられ、膨らんでいたクリトリスに触れられた。
「ひゃぁぁっ! だめぇ、そこだめぇ……!」
繊毛が優しくも淫らな動きで、ヴィヴィオの淫核を剥き上げる。
真っ赤な肉突起が空気に晒されて、少女は呻く。
触手が巻きついて秘豆を擦り始めると、背中をのけぞらせて大きな声を上げた。
「くぅんっ……ひゃぅっ、ひぁぁぁぁっ……!」
今までにないほど強烈な性感が立ち上がってきた。
クラクラした思考はもう打ち寄せる愉悦のことしか考えられず、カチカチに硬くなった淫核を扱かれて、
ヴィヴィオの意識は真っ白に染まった。
「ふあぁぁぁぁぁっ……イっちゃうっ……!」
びくん! 痙攣と同時に頭の中でスパークが散り、熱い液体が蜜壷から零れ落ちる。
「ふぁぁ……ふぅ、ふぅぅ……」
足から力が抜け、くたりと崩れる。荒い息を吐いているヴィヴィオをよそに、キャロが触手に何事か呟いている。
すぐに彼女は手近にあった一本にキスすると、それを秘部に宛てがった。
「あぁぁぁぁぁぁっ!」
あんなに長いと思っていた触手が、あっという間に少女の胎内へと収まっていった。
甲高い声を出して喘いでいるキャロの姿を見ているうち、秘部の奥に耐え難い疼きが生まれた。
「がはっ……」
ルーテシアはほとんど暴力的に犯されていた。
ただそれも本人の希望した責め苦らしく、激しい抽送に加えて前後の穴へ同時に挿入され、
ぐちゃぐちゃにされて声も出ないようだった。
「もっと……もっとぉ!」
もう何本目かも分からない触手が、ルーテシアの蜜壷に無理やり捩じ込まれていく。
少女はそれだけで絶頂したようで、白目を剥いて背中を大きく逸らしていた。
「そろそろ挿入れてもらう?」
キャロが甘い息を吐きながら、ヴィヴィオに耳打ちした。ぼーっとした頭で「うん」と頷いた。
腕も足も絡められて、強力な力で空中に浮かばせられる。
雲の上に乗っているような、奇妙な感覚が身体を支配した。再びぴとりと当てられた触手が、今度は蜜壷に沈んでいく。
「んにゃあああああああああぁぁぁぁぁっ!」
クリトリスを責められて敏感になっていた粘膜に触手が擦れて、ヴィヴィオは一回で高みに押し上げられた。
「挿入れられただけでイっちゃった? でもこの子、もっと凄いんだよ」
あごをくいと寄せられて、キャロから口づけを受ける。快楽に溶けた頭にはそれは甘くて、もう誰でも良かった。
「ふぁぁぁ……」
緩やかに、しかし的確に性感帯を突いてくる、触手達の群れ。
膣中の襞を擦られ、また勃起しててきたクリトリスを舐められて、ヴィヴィオはずっと抑えきれない喘ぎ声を出し続けていた。
「ぐちゅぐちゅしてるよぉっ! おかしくなっちゃうぅぅぅ……!」
細いのが何本も、ワンピースの裾からどんどん入り込んできた。
火照りを更に熱くするように、媚薬を含んだ粘液を大量に塗りたくられる。
「ひぅっ! お胸だめぇ……ひぁぁぁん!」
硬くなっていた乳首に触手が吸いついて、ちゅうちゅうと音を立てて吸われる。
チューブ触手の中で踊っていた舌に巻きつかれ、淫核と同じように扱かれる。
「ひゃぅんっ! おっぱいなんて出ないよぉ……ひぁぁぁぁぁぁぁっ!」
秘豆にもチューブが吸いつき、痛々しいほどに膨れた真珠をざらついた舌で強烈に舐め回された。
「だめえええぇぇぇぇぇぇぇっ! そんなにお豆クリクリされたらおかしくなっちゃうよおおおおぉぉぉぉっ!」
激しい痙攣と共に、二度目の絶頂を迎える。それでも触手は満足しないようで、ますますピストンの速度を速めていった。
「こぁれちゃぅ……もうやめへぇ……」
口が動かない。それすらも塞ぐように触手が口内に侵入し、舌を犯される。
苦くて甘い液体をどろどろと撒き散らされ、嚥下するごとに身体が焼けるように熱くなって、あっという間に疼きが増した。
「んむぅーっ! んんーっ!」
抽送が一段と速くなってきた。限界さえ覚え始めた頃、コブのようなものが触手の根元から上ってきた。
それが何なのか理解する前に、コブは口の中と膣中に入っていった。
「んんんんんんんんんんんんー!」
大量の白濁液が、口と蜜壷に注ぎ込まれた。
飲みきれずに音を立てて溢れ出した触手の精が、胸にぼたぼた垂れてワンピースを汚していく。
子宮に注ぎ込まれた精液も幼い器にはまったく収まらず、ごぽりと溢れて下に落ちた。

それからのことを、ヴィヴィオはほとんど覚えていない。
快楽に翻弄されるままに弄ばれるのは、想像を絶するほどの愉しさだった。
やがてキャロの体力も尽き、視界を埋め尽くしていた触手達が元の世界へと帰っていく。
ルーテシアに至っては、白濁の海に沈んだまま気絶していた。
「触手って、凄いかもぉ……」
イかされ続けてぐったりと横になったヴィヴィオは、薄れゆく意識の中で笑った。

──抜け出せなくなるかも。

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